最近、都内でもタコスの専門店を少しずつ見かけるようになりました。私は20年以上タコスを作り続けていますが、以前に比べれば、タコスという食べ物が少し身近になってきた気がします。
そんな中、名前をよく目にするのが「北出タコス」です。2013年に岩本町で「北出食堂」として始まりました。2020年には東京駅への出店をきっかけに、現在は都内に5店舗ほど展開されています。
私も3、4年前にグランスタ東京店でテイクアウトをしたり、去年の秋には下北沢店からデリバリーで頼んだりと、ときどき食べてきました。
この記事では、お店で楽しめるだけでなく、テイクアウトもデリバリーもできる北出タコスをご紹介します。
北出タコスのこだわり
北出タコスの大きな特徴は、なんといっても北海道産のトウモロコシを100%使っていることです。
コーントルティーヤを作る時、当たり前のように輸入されたとうもろこし粉(マサハリナ)を使用するものだと思っていました。ですが、北出タコスは、北海道産のトウモロコシを使っています。日本のとうもろこしを使い、粉から作るという発想にまず驚かされたのを覚えています。
生地は、メキシコ系らしいしっとりとした質感。トウモロコシのやさしい甘い香りがして、風味がとても豊かなのが特徴です。
また、化学調味料や遺伝子組み換え食品などは一切使わず、誰もが安心・安全に楽しめるような努力もしています。
東京駅のグランスタで初めて出会った北出タコスの味
3年ほど前、東京駅の近くにあるホテルに滞在していたときのこと。 グランスタの中でふと目に留まったのが、北出タコスでした。 店内飲食は混んでいて、ざわついた中で食べるのも気が進まなかったので、定番タコス3種セットをテイクアウトして帰りました。

部屋に着いて包みを開けると、トウモロコシのやわらかな香りが広がりました。 国産のトウモロコシを使うとこれほど風味や香りが違うんだと感動したのを覚えています。

定番のタコスセットはメキシコでは定番の具材です。
なかでもこちらは一番定番ともいえる「ポークカルニタス」。
やさしい味付けで、とても食べやすいです。

こちらは牛の煮込みで「ビーフスアデロ」。
こちらもクセがなく、やさしい仕上がりです。
2種類のサルサも自家製で、少しずつかけながらいただきました。
本場メキシコのタコスよりもやさしい味わいでした。
北出タコスをUberEatsで
最近はUberEatsで、昔よりも広範囲のお店から届けてもらえるようになってきて、いろいろなお店のタコスを自宅で楽しめるようになっています。
北出タコスもUberEatsで注文できることがわかったので、早速注文してみました。

以前より多くのお店の食べ物を頼みやすくなったのは、とても便利なことだと思います。
ただ、その分、他のお店のタコスとも比較できるようになりました。いろいろと食べ比べてみると、正直なところ、北出タコスよりもおいしいと感じるお店も結構あることがわかってきました。
以前はどこか特別に感じていた味も、選択肢が増えた今となっては、あまり特別感のあるタコスではなくなっている気がします。
というのも昔は生地が圧倒的においしいと感じましたが、今回UberEatsで届いたトルティーヤはふちがやや乾いていてていねいさを感じられなかったかもしれません。素材はいいので、少し残念に感じました。
北出タコスの定番メニュー
北出タコスのメニューは、一人でサッと食べたい時から、何人かでワイワイ楽しみたい時まで、いろいろな選択肢があります。
定番タコス3種セット(1,580円)

初めての方や、一人で色々食べてみたい時にぴったりなのが、この「定番3種セット」です。
- チキンティンガ
- ビーフスアデロ
- ポークカルニタス
この3つにチップスが付いています。お肉がしっかり詰まっていて、パクチーや野菜とのバランスもいいです。北出タコスの基本の味が一度に楽しめる、安心感のあるセットです。
自由度の高いタコスプレート
もう少し自由に楽しみたいなら、具材を2種類選べる「2種のタコスプレート(2,480円)」もあります。トルティーヤが6枚付いているので、自分で具材を乗せながら食べるスタイルです。
具材の中には「シメサバ」や「キノコミックス」といった、少し変わったものも。シメサバをタコスにするというのは、国産トウモロコシを使っている北出タコスさんらしい、日本ならではの組み合わせかもしれません。
サイドメニューの主役、自家製チップス
タコスのお供に欠かせないのが、自家製のトルティーヤチップスです。 これも生地と同じく、北海道産のトウモロコシを100%使って作られています。
ここのチップスは、とても薄くて軽いのが特徴。そのままでもトウモロコシの香ばしさがしっかりあって美味しいのですが、やっぱりディップをつけると最高です。
単品メニューの「ワカモレ&自家製トルティーヤチップス(770円)」なら、アボカドのディップをたっぷりつけて楽しめます。パリパリとした軽い食感のチップスに、濃厚なワカモレ。この組み合わせは、お酒のつまみにもぴったりだと思います。
北出タコスの店舗情報
北出タコスは、現在都内を中心にいくつかの店舗があります。シーンに合わせて使い分けができるのも、嬉しいポイントです。
北出タコス グランスタ東京店(東京駅改札内)
私が初めて出会ったのがこちらのお店。東京駅の改札内(B1F)にあるので、仕事帰りや移動の合間に立ち寄るのにいちばん便利です。テイクアウトして、新幹線の中やホテルでゆっくり味わうのにも向いています。
北出タコス 日本橋COMMISSARY店
日本橋にあるこの店舗は、いくつかのショップが集まったフードコート形式になっています。開放感があって、おしゃれな雰囲気の中でイートインを楽しみたいときにおすすめです。
北出食堂(岩本町・本店)
北出タコスの原点ともいえるお店。こちらはレストラン形式なので、タコスだけでなく、こだわりのお料理をしっかり座って楽しみたいときにぴったりです。
その他の店舗
- 下北沢店: 世田谷区北沢にある店舗。去年の秋に私がデリバリーで利用したのもこちらです。
- 五反田店: フードコートタイプで、気軽に食べられます。
北出タコスの楽しみ方のまとめ
北出タコスは、今では都内のいろんな場所で楽しめるようになりました。その日の気分や目的に合わせて、こんな風に使い分けてみるのがおすすめです。
- 本店でガッツリ楽しむ
岩本町の「北出食堂」はレストラン形式。タコスはもちろん、こだわりのお料理を囲んで、しっかり食事を楽しみたい時にぴったりです。 - Uber Eatsで他店と食べ比べ
デリバリーなら、他のお店のタコスと一緒に頼んでみるのもひとつ。いろんな味と比較してみることで、自分の好みがよりはっきり見えてくる面白さがあります。 - フードコートで気軽に楽しむ
日本橋の店舗のようなフードコート形式のタコス店は、日本ではまだあまり多くありません。お買い物ついでにサクッと立ち寄って、気軽にタコスを味わうのには最適です。
東京駅でさっと買って帰るのも便利ですし、近くに店舗がある時は、その場所ならではのスタイルでぜひ試してみてくださいね。


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